各社の監視SaaSを利用してAmazonLinuxを監視してみた(NewRelic,Datadog,mackerel)
はじめに
AWSチームのすずきです。
クラウド型のサーバ監視サービスとして提供されている、 NewRelic、Datadog、mackerelを利用して、PHPアプリ(WordPress)が動作するAmazonLinux環境を監視する機会がありました。
各ツールについて特別なカスタマイズを実施せず、確認する事ができた項目について紹介させて頂きます。
各監視サービスの概要
NewRelic
- URL:http://newrelic.com/
- 有償プラン:149$/1台(Pro)
Datadog
- URL:http://www.datadoghq.com/
- 有償プラン:15$/1台
mackerel
- URL:https://mackerel.io/ja/
- 有償プラン:2000円$/1台(Standard)
AWS CloudWatch
- URL:https://aws.amazon.com/jp/cloudwatch/
- 標準(詳細モニタリング無し)はなし
モニタリング画面紹介
CPU使用率
NewRelic
プロセス別表示
Datadog
mackerel
Cloudwatch
ロードアベレージ
NewRelic
Datadog
mackerel
メモリ使用率
NewRelic
全体グラフ
プロセス別表示
Datadog
mackerel
ディスク
NewRelic
Datadog
mackerel
Cloudwatch(EBS)
ネットワーク
NewRelic
Datadog
mackerel
Cloudwatch
その他
NewRelic(アプリ監視)
レスポンス
DB
接続元(国)
接続元(ブラウザ)
mackerel
ロール表示(役割別グループ表示)
まとめ
アプリケーション、DBまでを含めた統合監視が実現できるNewRelic。 詳細な監視ができるDatadog。 サーバをグループ化し、インスタンスが増減するオートスケール環境で便利なmackerel。 と各社特徴のあるサービスが提供されています。
AmazonLinux環境への監視エージェントのインストールと設定も、各サイトの案内通り簡単に実施できました。 また、評価ライセンスや無料枠も用意されていますので、手軽に始める事のできるリソース監視環境として是非お試しください。